運動嫌いのダイエット備忘録

運動嫌いのダイエット備忘録。毎日の記録やら何やら。。。痩せるまでは死ねませんよね

欧米コンプレックス

日本人って、いや、日本人に限らず日本周辺のアジア国の人間って欧米コンプレックスを持っている人がものすごく多いんじゃないかと思う。

自分自身もそうだけど、目が小さい事にコンプレックスを持っている人が多いし(事実、二重手術や二重メイクがものすごく流行っている)、こういったアジア人の特徴である細い目や彫りの浅い顔立ちというのは男性ならまだしも、女性にいたってはモテ要素とはほとんど捉えられていない様に思われる。

男性にしたって、「美少年」もしくは「典型的なイケメン」と呼ばれるのはやはりアジア人離れした彫りの深い顔立ちの人間ばかり。

しかも今日職場で「欧米人ってみんなイケメンだよね」と話している女子の会話を聞いて、日本人を含めた近隣アジア人の中にある欧米コンプレックスというものを強く再認識した。

しかもこういった“外国人全員イケメンor美女説”というのを聞くのは今回が初めてではない。

今までに何度も何度も聞いてきた。その度に我々の中にある人種的劣等感を意識せずにはいられない。

日本もそうだし、韓国なんかも正にそうだが、整形手術をする人というのはみんな決まって彫りを深くしたがる。まるでアジア人である事を否定するかの様に。

欧米人でアジア人に憧れる人はそんなに多くないが、その逆は非常に多いだろう。

だけど、もっとアジア人である事、そしてモンゴロイドである事に誇りを持とうよ!とは言えないのが心苦しい。

何故なら僕も整形手術で彫りを深くした人間の一人であるからだ。そして確かに彫りが深い方がモテるっちゃモテる。

と言っても僕は外人さんが決して好きという訳ではないので、欧米人を見た時にみんな綺麗に見えるかというと全くそんな事は無いのだが、でも同じ日本人にしてもやはり彫りの深い人の方が好きである。

 自らの人種的ルーツを否定する事が美を追求する事になるというのは少々寂しい気もするが、長年植え付けられてきた「彫りが深い=無条件の美」という概念はそうそう覆りそうもない。

またいつか小野小町の様なおたふく顔が美女として認識される時代は来るのだろうか。

いや、きっと日本がまた鎖国でもしない限りそんな事は起こらないだろうな。などと思うと、なんだかとっても複雑な気分になる僕なのであった。